レバ刺し禁止から13年…解禁はあるのか?炙りレバーに慣れた男の“本音”

レバ刺し

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皆さんは覚えているだろうか。かつて自由にレバ刺しを食べられた日があったことを——。

タコ
タコ

もう13年前だよ!今だにその熱量で語る!?

わー子
わー子

私はもともと苦手だから興味ないや

牛の生レバー、いわゆる“レバ刺し”が禁止されたのは2012年7月1日。

子どものころから肉屋で買って食べていた“あの味”は、突如としてこの世から姿を消した。

あれから13年。

炙ったり、加熱したり、いわゆる“なんちゃってレバ刺し”に慣れてしまったけど、もし合法的にまたあの味を楽しめるなら、やっぱり食べたい。

レバ刺し禁止から13年。今、食べられる場所や合法の方法は?
  • レバ刺しが禁止された背景と現在の規制は?
  • 合法で食べられるお店や県はあるの?
  • 代替品・再現レシピ・代わりに楽しめる料理は?

レバ刺しをこよなく愛していた一人の人間として、あの味を求めて改めて調査してみました。

レバ刺し禁止から13年…あの日を振り返る

レバ刺しが禁止された“あの日”の記憶

2012年7月1日、厚生労働省の通達によって「牛の生レバー(レバ刺し)」の提供が全国で禁止されました。

焼肉屋や居酒屋の定番メニューが、一斉に姿を消したあの日。レバ刺しファンにとっては、まさに“喪失感の日”。

困っタコ
困っタコ

ニュース見た瞬間、世界の終わりのような顔してたね

禁止された理由と当時の騒動

禁止の理由は、主にO-157などの食中毒リスク。

加熱用のレバーを生で食べることによる健康被害が問題視され、業界に激震が走りました。

当時はテレビでも大きく報じられ、SNSでは「#レバ刺しロス」「#最後の晩餐が昨日だった」といった言葉が飛び交い、レバ刺しファンの嘆きが広がっていました。

わー子
わー子

SNSでもそんなに盛り上がってたのね

表示が変わっただけ。でも、食べられなくなった

禁止された翌日、地元の肉屋のショーケースには、いつもと同じようなレバーが並んでいました。

けれど、表示が違った。

「レバー(加熱用)」——。

これ、昨日までと中身同じだよな…と思いつつも、「加熱用」の5文字がどこかブレーキをかける。

気づけば炙りや半レアが定番に

その後も、「加熱用」と書かれたレバーの前で立ち尽くす日々。

認可店で食べられるとは聞いたけれど、実際に足を運ぶことはありませんでした。

気づけば炙りや半レアのレバーにすっかり慣れてしまい、それが“日常の味”になっていったのです。

あの味にもう一度出会うには?

残念ながら、13年たった今でも日本国内では牛の牛や豚の生レバー(レバ刺し)を合法的に提供することはできません。

2012年7月1日に施行された厚生労働省の通達によって、全国の飲食店での提供が禁止されています。

それでも、“あの味に近い体験”ができる選択肢はいくつかあります。

馬レバ刺しに挑戦!

これが現実一番本物に近い方法でしょうか。

実は、馬のレバーは現在も合法的に“生食”が可能です。

馬肉自体が牛や豚に比べて寄生虫・細菌のリスクが低いとされており、特定の衛生基準をクリアしたものは生で提供されています。

ただし、扱っている飲食店はごく限られており、主に専門の馬肉店や高級店になります。

ネット通販でも“生食用”として冷凍パックで販売されていることがありますが、こちらも衛生管理が徹底された商品のみ。

低温調理や炙りで近づける

レバ刺し 低温調理

一部の焼肉店や居酒屋では、牛レバーを63℃以上で30分加熱するなどの基準を満たした上で、「レバ刺し風」として提供しているお店があります。


中はしっとり、外は軽く炙ったような食感で、レバ刺しを思い出させてくれます。

タコ
タコ

いやそれ、炙りであってレバ刺しとは違うんじゃ…

夏太郎
夏太郎

とはいえ、ごま油と塩を添えれば、気分だけは完全にあの頃なんよ

鳥刺し・鳥わさで「刺しの気分」を味わう

鳥刺し

鶏のレバーやささみを使った「鳥刺し」や「鳥わさ」は、一部の認可店舗では今も人気のメニューとして提供されています。
火の入り具合はレバ刺しに近く、ポン酢や柚子胡椒、ごま油との相性も抜群です。

牛の代わりに鶏を楽しむのも一つの方法です。

鶏のレバーやささみを使った「鳥刺し」や「鳥わさ」は、一部の認可店舗では今も人気のメニューとして提供されています。

火の入り具合はレバ刺しに近く、ポン酢や柚子胡椒、ごま油との相性も抜群です。

【鳥刺し・鳥わさ】って大丈夫なの?

実は鶏肉は、牛や豚のように“生食を禁止”されているわけではありません。
ただし、厚生労働省はカンピロバクターなどのリスクを踏まえて、“十分に加熱するよう推奨”しています。 一部の認可店舗では、衛生基準を満たした上で朝引き鶏を使うなど工夫しつつ、“生食扱い”で提供されているケースもありますが、基本は「自己責任」のスタンスみたいです。

ユッケで濃厚さを補完する

牛の赤身やセンマイを使った「ユッケ」は、厳格な衛生基準を満たした店舗であれば現在も提供可能です。

ごま油+塩ダレで食べれば、「なんだか懐かしい味だな…」としみじみしてしまいます。

夏太郎
夏太郎

これも、食べられる店だいぶ限られるのが現状だけど

代替品はどこまで進化した?

レバ刺し風こんにゃく

レバ刺し禁止後、しばらくして登場したのが「レバ刺し風こんにゃく」などの代替商品たち。

最初は「いやいや、こんにゃくで!?」と半信半疑でしたが、実際に食べてみると…

タコ
タコ

なんか見た目はレバ刺しっぽい!

弾力のある食感と、タレでしっかり味付けされた風味で、“雰囲気だけは再現できてる”と感じた人も多いようです。

とはいえ、あの独特の甘みや舌触り、口に広がる濃厚さはやはり“本物”には敵いません。

夏太郎
夏太郎

代替品としてはアリだけど…食べると結局本物が恋しくなる罠。笑

タコ
タコ

代替え品も当初に比べるとスーパーで見なくなったね

ネットで購入可能なレバ刺し代替え品

まとめてみたら…レバ刺しへの想いが再燃した件。笑

半レアレバーに慣れた今でも忘れられない

炙りや半レアのレバー、低温調理の“なんちゃってレバ刺し”にもだいぶ慣れてきました。

今では「これはこれでアリ」と思えるほど、美味しくなってきている。

企業努力ってすごい。少しずつ、味も食感もレバ刺しに近づいているし、正直“満足度”も上がってきています。

けれど、それでもどこかでいつも思ってしまう。「やっぱり“あの頃の味”とは違うんだよな…」

わー子
わー子

思い出が美化されまくってるだけなんじゃ…

合法解禁の日は来るのか?希望と願い

現在の日本では、レバ刺しの解禁に関して国から前向きな動きは見られません。

安全面の課題が大きく、今後も厳しい道のりが続きそうです。

でも、夢は捨てていません。

科学や食品加工技術が進化し、いつか本物のレバ刺しが安全に楽しめる日が来ることを、密かに願っています。

夏太郎
夏太郎

20年以内には…なにとぞ!

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